三菱総研DCSはやばい?客先常駐や年収、就職難易度などを調査

ホワイト度調査まとめ
2.8/ 5
従業員301人以上の企業で上位55%
残業時間(月平均) 13.1時間
有給取得率 64.2%
平均勤続年数 13年
男性の育休取得率 89%
採用の競争倍率 男性 60倍 ・ 女性 63.2倍

認定:健康経営優良法人・プラチナくるみん・えるぼし(3段階目)

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算出方法・出典
  • ホワイト度:残業時間・有給休暇取得率・平均勤続年数・男性の育児休業取得率の4指標について、厚生労働省「職場情報総合サイト(しょくばらぼ)」に掲載されている従業員301人以上の企業(2026年10月取得)との比較により算出しています。評価は1.0〜5.0で表し、3.0が比較対象企業の中央値に相当します。各指標の値は本記事と同じ企業の公表値を使用し、記事で扱っていない指標はしょくばらぼの公表値を使用しています。計算方法の詳細
  • 男性の育児休業取得率:当該年度に育児休業等を取得した男性労働者数を、当該年度に配偶者が出産した男性労働者数で除した値です。取得日数は考慮されず、前年度に出生した子に係る取得も含まれるため、100%であっても対象者全員の取得を意味するものではありません。100%を超える場合は100%として表示しています。
  • 採用の競争倍率:応募者数を採用者数で除した値です。算出方法の説明はなし。

「三菱総研」の名前がついていても、実際にどこで何をする会社なのかがわかりづらいと思ったりしませんか?
そして、三菱総研DCSを調べる中で「やばい」という検索キーワードまで出てくると、なにがやばいのか気になりますよね。

他にも三菱総研DCSの検索候補には、「年収」「初任給」「就職難易度」「客先常駐」などがあります。
給与だけでなく、希望する仕事や働く場所が合うかも、応募や入社前に知っておきたいところです。

この記事では、待遇や勤務地、選考、事業の動きを調べ、良い面と注意点を整理します。
新卒で応募を考えている人も、転職先として入社を検討している人も、自分の希望と合う会社かを考える材料になればうれしいです。

所属状況:三菱総合研究所の連結子会社(同社の議決権所有割合80.0%、2025年9月30日時点)

三菱総研DCSはどんな会社?

三菱総研DCS株式会社は、ソフトウェア開発とコンサルティング、情報処理サービス、アウトソーシングなどを手がける会社です。
システムの設計・開発・運用を担うエンジニアや、ITを通じて課題解決を提案するソリューション営業などが採用対象になっています。

まず、基本情報を確認します。

項目内容
会社名三菱総研DCS株式会社
設立1970年7月10日
本社東京都港区三田三丁目5番19号 東京三田ガーデンタワー
設立の経緯三菱銀行のコンピュータ受託計算部門から分離独立
主な事業内容ソフトウェア開発とコンサルティング、各種事務計算等情報処理サービス、アウトソーシングサービスなど

銀行から分かれてできた会社ですが、人事給与の自社クラウドサービスや教育分野のサービスにも仕事があります。
応募する職種によって、扱う業務や技術の分野が分かれています。

会社の規模は、次のとおりです。
売上高は2025年9月期の単体決算を億円単位に四捨五入し、従業員数は2025年9月の公表値を載せています。

項目数値
売上高・単体682億円
従業員数・単体2,573名
従業員数・連結3,165名

従業員数の連結は、子会社を含めたグループ全体の数字です。
この記事では、DCS自身に入社する人の募集条件を見ていきます。

親会社との関係や社名には、次のような変化がありました。

時期出来事
2004年12月東京証券取引所第一部の上場を廃止
2005年3月資本構成の変更で三菱総合研究所の連結対象会社となる
2007年4月ダイヤモンドコンピューターサービスから三菱総研DCSへ社名変更

銀行の計算部門から始まり、三菱総研のグループに加わった経緯があります。
仕事内容を考えるときは、こうした成り立ちに加えて、応募する職種がどの業務を担当するかを見ると理解しやすくなります。

ワタリ調査員
ワタリ調査員

金融システム、自社サービス、基盤技術など、仕事の分野が分かれています。社名の印象に加えて、どの分野で経験を積みたいかを考えると、応募先の職種を選びやすくなります。

出典:三菱総研DCS「会社概要」/三菱総研DCS「沿革」/三菱総研DCS「2025年9月期 貸借対照表・損益計算書」/三菱総合研究所「第56期 有価証券報告書」/三菱総研DCS「新卒募集要項・FAQ」/三菱総研DCS「公式求人一覧」

三菱総研DCSが「やばい」と言われる理由【悪い面】

応募・入社を考えるうえで、注意したいのは次の4つです。

  • 客先常駐の仕事がある
  • 新卒は職種別採用を行っていない
  • フルリモートで働けない募集がある
  • 過去にmiraicompassのシステム障害があった

客先常駐の仕事がある

三菱総研DCSの募集要項には、「客先常駐」が勤務地として載っています。
自社のオフィスで働きたい人は、実際の勤務先を見ておきたいところです。

2027年入社向けの新卒募集要項には、次の勤務地が載っています。

地域勤務地
東京三田本社、木場、中野、顧客先常駐
大阪関西支社
仙台東北支社
北九州九州支社
印西千葉情報センター
名古屋名古屋オフィス

ほかの顧客先が勤務地になる場合もあります。
初期配属は主に東京で、関西支社・東北支社・千葉情報センターに配属される人も若干名いると説明されています。

中途は、募集職種によって勤務先が分かれます。
例えば金融向け開発のポテンシャル採用は都内の顧客先が勤務地で、案件によって勤務オフィスが変わると案内されています。
一方、自社内勤務を掲げ、本社を勤務地とするインフラエンジニアの求人もあります。

また、大阪の人事給与サービス導入コンサルタントの求人には、本社以外を勤務地とする場合、案件の状況に応じて数か月~半年程度の本社OJTや月数回の本社出張の可能性があると記載されています。

自社内勤務や勤務地を重視する人は、内定をもらったあと、日常の勤務先と本社OJT・出張の有無まで確認しておくのがおすすめです。

出典:三菱総研DCS「新卒募集要項・FAQ」/公式求人「金融業界向け 開発エンジニア・ポテンシャル採用」/公式求人「自社内勤務のインフラエンジニア」/公式求人「人事・給与 システム導入コンサルタント・関西支社」

新卒は職種別採用を行っていない

新卒で「この職種に就きたい」と決めている人には、採用方式も注意点です。

三菱総研DCSは、新卒の職種別採用を行っていません。
適性や会社の人員計画に基づいて、入社時はエンジニアまたはソリューション営業へ配属され、主にはエンジニアになるという案内です。

募集職種に営業が含まれていても、営業職だけを選んで入社できる仕組みとは異なります。
文系出身者も応募できますが、文系なら営業になるという説明もありません。

この点は新卒の採用方式です。
中途は、希望するポジションを選んで応募する方式になっています。

新卒入社の段階で特定職種への配属を確約してほしい人には、希望と合いにくい採用方式です。

出典:三菱総研DCS「新卒募集要項・FAQ」/三菱総研DCS「キャリア採用 募集要項・FAQ」

フルリモートで働けない募集がある

在宅勤務を重視する人は、会社の制度と、応募する求人の条件を合わせて見る必要があります。

キャリア採用FAQでは、在宅勤務制度は全社員が対象ですが、実施できるかは業務の性質によって決まると説明されています。

実際に、分析基盤システム設計・BIツール導入支援の求人には、取り扱うデータの性質を理由に、地方勤務・フルリモートはできないと記載されています。
勤務地は本社または都内の顧客先です。

在宅勤務制度があることから、どの職種でも出社せずに働けるとは判断できません。
フルリモートが応募の必須条件なら、この募集の条件とは合いません。

出典:三菱総研DCS「キャリア採用 募集要項・FAQ」/公式求人「分析基盤システム設計・BIツール導入支援」

過去にmiraicompassのシステム障害があった

事業上のトラブルとしては、教育分野のサービス「miraicompass」のシステム障害が確認できます。

2020年1月14日、miraicompassでシステム障害が起き、サービスにアクセスできなくなりました。
会社は同月16日に公表し、発生した当日中に復旧したと説明しています。

また、会社はこの障害によるデータの毀損や外部への漏洩はなかったとしています。

出典:三菱総研DCS「miraicompass システム障害発生のお詫び」

ワタリ調査員
ワタリ調査員

入社後の生活に直接関わるのは、職種と勤務先の条件です。新卒は配属の決め方、中途は応募する求人の勤務先や出社条件が、希望と合うかを考える手がかりになります。

三菱総研DCSが「やばい」と言われる理由【良い面】

良い面として確認できるのは、次の3つです。

  • フレックスや時間単位の有給休暇制度がある
  • 育児と仕事の両立を支える制度がある
  • 新人研修とキャリア形成の仕組みがある

フレックスや時間単位の有給休暇制度がある

働く時間を調整したい人にとっては、フレックスや休暇の制度が判断材料になります。

募集要項と制度紹介、キャリア採用FAQの内容を整理すると、次のとおりです。

項目内容
勤務時間標準7時間30分
フレックスコアタイム11時~15時
休日完全週休2日制、土日祝・年末年始休み、年間120日以上
時間単位の有給休暇取得時間に上限はあるが、1時間単位で取得可能
有給の付与新卒の初年度14日。中途は入社月により最大14日。次年度19日、5年以上勤務で20日と案内

出退勤の時刻を調整する制度と、短い時間だけ休む制度の両方があります。
通院や子どもの学校行事などで、時間単位の休暇を使いたい人には検討できる仕組みです。

制度に加えて、残業や有給などの公表値も見ておきます。
Gビズインフォの業種分類が「情報通信業」なので、同業の統計を並べました。

項目三菱総研DCS情報通信業の平均
月平均残業11.8〜13.1時間16.5時間
有給の平均取得日数12.5〜13.7日12.7日
平均勤続年数13.0年12.3年
男性の育休取得率89%51.1%

三菱総研DCSの残業時間と有給の日数は、公式サイトのページによって数字がちがうため、幅で載せています。
また、残業時間の数え方や集計した時期は、会社と業界統計でそろっていません。

そのため、表の数字を引き算しても、働く負担の差がそのまま出るわけではありません。

残業などの公表値だけで、「必ず残業が少ない」「ホワイト企業」とは決められません。
働く時間を調整したい人には、実際に使えるフレックスや休暇の条件と、配属先の勤務方法が判断材料になります。

出典:三菱総研DCS「各種制度」/三菱総研DCS「新卒募集要項・FAQ」/三菱総研DCS「キャリア採用 募集要項・FAQ」/三菱総研DCS「数字で見るDCS」/三菱総研DCS「健康経営にかかる実績一覧」/三菱総研DCS「DE&I」/Gビズインフォ「三菱総研DCS株式会社」/厚生労働省「毎月勤労統計調査 令和6年度確報・第2表」/厚生労働省「毎月勤労統計調査の用語解説」/厚生労働省「令和7年就労条件総合調査・第5表」/厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査・第5-1表」/厚生労働省「令和7年度雇用均等基本調査・第12表」

育児と仕事の両立を支える制度がある

育児中の働き方では、短時間勤務をいつまで利用できるかが気になるところです。

三菱総研DCSは、子どもが小学校を卒業するまで、実働を1日5時間30分まで短縮できると説明しています。
子どもの年齢に応じた時間外勤務の免除・制限も、小学校卒業まで利用できる制度です。

会社はプラチナくるみん認定を取得し、女性活躍の取り組みでは「えるぼし」の3段階目も取得しています。
また、2026年には健康経営優良法人の大規模法人部門に認定されたと発表しました。

育休の取得だけでなく、復帰後の勤務時間をどうするかまで考えられる制度があります。
子どもが小学校に上がったあとも短時間勤務を検討したい人には、対象期間を見ておきたい会社です。

出典:三菱総研DCS「各種制度」/三菱総研DCS「DE&I」/三菱総研DCS、「健康経営優良法人」に5年連続で認定/三菱総研DCS「健康経営」

新人研修とキャリア形成の仕組みがある

新卒にはITの基礎を学ぶ研修があり、入社後もキャリアを考える仕組みが用意されています。

新卒FAQと人材育成ページによると、新人教育は次の流れです。

段階内容
入社前内定者を対象に10月以降の研修を案内。基本情報技術者試験対策を実施
入社後集合研修3か月
配属後先輩社員によるマンツーマンのOJT

新卒でITを学び始める人にとっては、入社前の学習から配属後の指導まで、どの段階で何を学ぶかが示されています。

さらに、人材育成ページでは、毎年キャリアカルテを作成し、上司や人事と育成・ローテーションの計画を考えると説明しています。
社内公募では、部署からの募集に自分で立候補できます。

専門性の評価には、スキルの成長をレベル認定し、資格給に反映させるプロフェッショナル認定制度があります。
将来のキャリアには、技術のプロフェッショナルと組織マネジメントの選択肢も示されています。

基礎から学びたい新卒に加え、専門性を伸ばしたい経験者や、入社後に別の仕事へ立候補したい人にも、キャリアを考える仕組みがあります。

出典:三菱総研DCS「新卒募集要項・FAQ」/三菱総研DCS「人材育成・キャリアパス」

ワタリ調査員
ワタリ調査員

新卒には基礎を学ぶ研修があり、経験者にも社内公募や専門性を評価する仕組みがあります。入社時の仕事に加えて、その先でどんな仕事をしたいかも判断の軸になります。

三菱総研DCSの将来性

将来性を見る材料は、単体の業績、自社サービス、新しい事業への取り組みです。
親会社が示した方針も合わせて見ていきます。

まず、2025年9月期の単体利益を確認します。
金額は億円単位に四捨五入しています。

項目2025年9月期・単体
営業利益31億円
経常利益35億円
当期純利益36億円
投資有価証券売却益21億円(特別利益)

この期は、本業の営業利益と最終利益の両方が黒字でした。
ただ、最終利益には有価証券を売却した利益も含まれます。
本業の収益力を見るには、営業利益と区別して読む必要があります。

事業では、三菱UFJ銀行と、同行の情報システム子会社である三菱UFJインフォメーションテクノロジーを含む取引が、DCS売上の約4分の1を占めると、親会社の2025年9月期有報に記載されています。
銀行の基幹系システムの開発・運用・保守を長年受託してきた実績も説明されています。

金融向けの仕事に加えて、次の分野でも事業や募集が確認できます。

分野公表されている内容
人事給与自社クラウドサービス「PROSRV」の開発・導入コンサルタントを募集
教育「miraicompass」など教育分野のサービスに関わる仕事がある
クラウド2026年10月21日、KDDIクラウドプラットフォームサービスの提供開始を発表
フィジカルAI九州拠点の新規事業として、物流・港湾・建設等の地場企業と連携する開発職を募集

クラウドは、提供を開始したという発表です。
一方、フィジカルAIの求人は開発や検証を担当し、「最短2年後のサービス化」を目指すと説明しています。
具体的なサービス開始年月は求人に書かれておらず、事業化を目指す段階の募集です。

また、親会社との連携については、注意して読みたい発表もあります。
三菱総合研究所は2025年12月の招集通知で、「社会・公共」「デジタル」「金融システム」で目指してきた、MRIとDCSの一体的な連携による事業成長の効果は限定的だったと判断し、「中期経営計画2026」の戦略・目標を一部見直すと説明しました。

方針は、シンクタンク・コンサルティングサービスとITサービスの間で相乗効果を目指す領域を絞り、それぞれの強みを生かして事業の選択と集中を進めるという内容です。
これは当時の親会社グループの方針で、DCS単体の赤字を示す発表ではありません。

入社を考える人にとっては、金融システム、自社サービス、クラウド、AIのどこで経験を積みたいかが判断材料になります。
応募する仕事に、自分が伸ばしたい技術や業務知識が含まれているかを照らし合わせて検討できる会社です。

ワタリ調査員
ワタリ調査員

金融システムの仕事と、自社サービスや新しい技術分野の仕事があります。新卒は配属の決め方、中途は募集ポジションの内容までつなげて見ると、自分が積みたい経験と合うかを考えやすくなります。

出典:三菱総研DCS「2025年9月期 貸借対照表・損益計算書」/三菱総合研究所「第56期 有価証券報告書」/三菱総合研究所「第56回定時株主総会招集通知」/三菱総研DCS、エンタープライズ向け国産クラウド戦略を強化/公式求人「人事・給与 自社クラウドサービス開発」/公式求人「フィジカルAIエンジニア」/公式求人「教育DXソリューション営業」

三菱総研DCSに向いている人・向いていない人

仕事内容や勤務条件、制度を踏まえると、次のように整理できます。

向いている人

  • 研修を受けながらITの基礎を学びたい新卒(入社前研修、集合研修、配属後のOJT)
  • 開発や基盤、導入などの経験を生かしたい転職者(経験を求める職種別の募集)
  • 育児期の勤務時間を調整したい人(小学校卒業までの短時間勤務制度)

向いていない人

  • 新卒入社時から特定職種への配属を確約してほしい人(新卒は職種別採用なし)
  • フルリモートを必須条件としてBI導入の求人に応募する人(当該求人は地方勤務・フルリモート不可)

転職者は、経験を生かせる仕事と、勤務地・出社条件の両方が希望に合う募集を選べるかが大切です。

まとめ

三菱総研DCSは、新卒の職種の決まり方や、求人ごとの勤務先・働き方に注意が必要な会社です。
その条件が希望に合えば、研修や育児支援、キャリア形成の制度を材料に、応募・入社を検討できます。

新卒なら、ITの基礎を学ぶ研修と、入社時の配属の仕組みをセットで考えると判断しやすくなります。
転職者なら、これまでの経験を生かせる職種か、希望の場所・勤務方法で働ける条件かが軸になります。

内定をもらって入社を検討している人は、次の4つも確認して検討するのがおすすめです。

  • 配属される職種と、具体的な担当業務
  • 日常的に勤務するオフィス・顧客先
  • 配属先でのテレワーク可否と出社条件
  • 本社OJTの有無・期間と、出張の頻度

よくある質問

年収はどのくらい?

社員全体の平均年収は、今回確認した会社の採用・財務資料や親会社有報からは確定できませんでした。
転職で応募する人には、公式の個別求人が待遇を考える目安になります。

2026年11月の公式求人例は、次のとおりです。

募集職種募集年収主な勤務地
人事給与・自社クラウド開発630万~830万円東京本社
分析基盤設計・BI導入支援480万~830万円東京本社または都内顧客先
電力向けSE・リーダー候補630万~940万円仙台
人事給与・導入コンサルタント540万~830万円大阪
自社内勤務のインフラエンジニア540万~830万円東京本社
金融向け開発・ポテンシャル採用480万~710万円都内顧客先
フィジカルAIエンジニア540万~940万円北九州
教育DXソリューション営業540万~830万円東京本社

参考に、国税庁の2025年分の統計では、情報通信業の平均給与は682万円でした。
1年を通じて勤務した給与所得者を対象とし、役員や正社員以外も含む数字です。

各求人の募集年収は、この業界平均より低い金額から高い金額まで幅があります。
DCSの個別求人の募集年収から、社員全体の平均年収は求められません。

また、求人には残業手当を別途支給すると記載されていますが、表示年収が何時間の残業を想定しているかは、確認した給与欄では明記を確認できませんでした。
内定後の処遇面談では、年収に含まれる賞与・手当と、別途支給される手当を合わせて確認すると、提示条件を比べやすくなります。

出典:公式求人「人事・給与 自社クラウドサービス開発」/公式求人「分析基盤システム設計・BIツール導入支援」/公式求人「電力業界向けSE・仙台勤務」/公式求人「人事・給与 導入コンサルタント・関西」/公式求人「自社内勤務のインフラエンジニア」/公式求人「金融向け開発・ポテンシャル採用」/公式求人「フィジカルAIエンジニア」/公式求人「教育DXソリューション営業」/国税庁「令和7年分 民間給与実態統計調査・第8表」/Gビズインフォ「三菱総研DCS株式会社」

新卒の初任給はいくら?

2027年入社向けの募集要項に載っている初任給は、次の金額です。

最終学歴初任給
大学院卒297,000円+諸手当
大学卒289,000円+諸手当
高等専門学校・専門学校卒259,000円+諸手当

これは2027年向けの募集額です。
同じ年の業界統計との比較はできていないため、業界平均より高い・低いとは判定していません。

入社直後の収入を考えるときには、この月給にどの手当が適用されるかも判断材料になります。

出典:三菱総研DCS「2027年入社 新卒募集要項」

就職難易度や採用倍率は?

会社のDE&Iページには、2025年12月末日更新の情報として、男女別の採用競争倍率が載っています。

区分採用競争倍率
女性63.2倍
男性60.0倍

ただし、DE&Iページには採用区分、対象期間、倍率の算出方法の説明がありません。
公表された採用倍率を、2027年の新卒採用倍率や、特定の中途求人の倍率として使うことはできません。

2027年の新卒募集人数は100名程度です。
選考には会社説明会への参加が必須で、エントリーシート・履修履歴表の提出、SPI、面接を経て内定という流れが示されています。
一次・二次面接はWEB、最終面接は本社での対面です。

応募の準備には、この選考の流れを使えます。
一方、募集人数と公表倍率だけから、選考の難しさを決めることはできません。

出典:三菱総研DCS「DE&I」/三菱総研DCS「新卒募集要項・FAQ」/三菱総研DCS「新卒選考フロー」

採用大学は? 文系でも応募できる?

新卒は全学部全学科が対象で、FAQでも文系出身者の応募を案内しています。

公式の採用実績校には、例えば次の大学が掲載されています。

区分採用実績校の例
国公立北海道大学、東北大学、東京大学、大阪大学、九州大学
私立早稲田大学、慶應義塾大学、明治大学、専修大学、東洋大学、日本大学

これは公式一覧からの例で、採用人数順のランキングではありません。
大学別の採用人数や、学歴フィルターの有無まではこの一覧から分かりません。

文系から応募でき、入社前研修や配属後の指導も用意されています。
応募資格と、入社後に担当したい仕事を合わせて考えられます。

出典:三菱総研DCS「新卒募集要項・採用実績校・FAQ」

未経験でも転職できる?

キャリア採用FAQでは、異業種からでも、募集ポジションに必要な業務知識・経験がある人を積極的に採用すると説明しています。
「ポテンシャル採用」「IT業界経験不問」と書かれていても、別の経験要件があります。

例えば、次のような条件です。

募集職種必須経験の要点
金融向け開発・ポテンシャル採用システム開発経験3年以上程度
教育DXソリューション営業学校法人または自治体向け営業経験3年以上のいずれか。IT業界経験は不問
自社内勤務のインフラエンジニアサーバー設計から保守に関わる経験、目安3年以上
分析基盤設計・BI導入支援開発5年以上、設計5年以上、DB構築または分析経験

教育DX営業の「IT業界経験不問」は、営業経験まで不要という意味ではありません。
金融向けのポテンシャル採用も、開発経験のある人に向けた募集です。

転職で応募できるかを考える際は、求人の表題に加えて、自分の経験が必須条件に当てはまるかが判断材料になります。

出典:三菱総研DCS「キャリア採用 募集要項・FAQ」/公式求人「金融向け開発・ポテンシャル採用」/公式求人「教育DXソリューション営業」/公式求人「自社内勤務のインフラエンジニア」/公式求人「分析基盤システム設計・BIツール導入支援」

転職の選考期間と入社日は?

キャリア採用FAQでは、選考期間は平均1か月半程度と案内されています。
ポジションや時期によって変動し、入社日は調整可能です。

選考は、書類・一次面接、適性試験、二次面接、内定・処遇面談という流れで、場合によっては三次面接もあります。

在職中に転職を進める人には、選考の目安と入社日を調整できる点が、退職や引き継ぎの日程を考える材料になります。

出典:三菱総研DCS「キャリア採用 募集要項・FAQ」

家賃補助・寮・退職金はある?

住宅費補助や退職金などの制度は、公式資料で確認できます。

項目公表されている内容
住宅費補助制度あり、一定の条件あり。各種制度ページに金額の記載なし
寮・社宅確認した中途求人には「無」と記載。新卒への適用は確認できず
退職金・企業年金制度あり
確定拠出年金会社支給のライフプラン制度金を拠出するか、非加入で給与と合わせて受け取るかを選択
賞与年2回、6月・12月

住宅費補助の制度があっても、自分に適用される金額が分からなければ、入社後の家賃負担は見積もれません。
また、中途求人の寮・社宅の条件を、そのまま新卒全員の条件にはできません。

住居費を重視する人は、内定後に提示される月給と、自分に適用される住宅補助を合わせて比較するのがおすすめです。

出典:三菱総研DCS「各種制度」/三菱総研DCS「新卒募集要項」/公式求人「分析基盤システム設計・BIツール導入支援」

三菱総合研究所との違いは?

三菱総研DCSは三菱総合研究所の連結子会社で、親会社有報では、グループのITサービスセグメントの中核を担う会社と説明されています。

DCS自身の新卒募集では、エンジニアがシステムの企画・設計・開発・運用などを担当し、ソリューション営業がITを通じた課題解決を提案する仕事として示されています。

「三菱総研」という社名から仕事内容を想像するより、こうしたDCS自身の職務内容を見て、自分がやりたい仕事と合うかを考えるのがおすすめです。

出典:三菱総合研究所「第56期 有価証券報告書」/三菱総研DCS「新卒募集要項・FAQ」

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